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八王子市民から見る岡村幹雄の選挙敗因

   

以下のようなコメントを頂きました。

日本第一党の選挙に注目していたものです。
政策的には岡村候補に賛同できる人は多いと思うのですが、得票には結びついていないようですね。
質問なのですが、ネットで日本第一党の選挙運動を見るとかなり攻撃的な言動もしていたように思います。これは、生で見ている八王子市民はどのようにどう評価されていたのでしょうか?それが票が伸び悩んだ要因になっていたりすると思いますか?

私の意見が参考になるか自信はありませんが、お答えさせて頂きます。

攻撃的な街宣は逆効果なのか?

演説を4回ほど生で見に行った八王子市民としてお答えさせて頂きますが、正直なところ「攻撃的な言動が票の伸び悩みの要因か」については分かりません。

日本第一党支持の私にはバイアスが掛かっているので、過激な言動さえ好意的に受け取ってしまいます。
ですので、客観的に見てどうだったのかは判断しかねるところです。

しかし、街宣の場で街行く人を眺めていると、桜井が共産党や民進党に喧嘩を売れば、1割くらいの歩行者はそれを聞いて笑みを浮かべながら通り過ぎます。
表情から察するに「こういう選挙演説する人いるんだ。面白いじゃん」って感じだと思います。
一方でそういうのに嫌悪感を示してる様子の人は、私が見ていた限りではいませんでした。
攻撃的と言っても、「共産党を日本から叩き出せ!」くらいなら、一般的にはセーフのようです。
それがもし、「犯罪朝鮮人を血祭りに上げろ!」とかだったら流石に不味いと思いますが、桜井も限度は弁えているのでしょう。

このレベルであっても、野蛮な言動をする政党は不支持とする人もいるとは思いますが、だからこそ支持すると言う人がその数を上回り、トータルではマイナスではないというのが私の予想です。

共産党などが街頭演説をしていても、皆無表情でその場を通過していくので、それに比べればたとえ悪目立ちでも、存在を認識される方が良いのではないでしょうか。
悪名は無名に勝るとの言葉通りです。
まずは知名度を上げなければ話になりませんからね。

それと、攻撃的にならざるを得ない理由もあります。
日本第一党は左翼からよく選挙妨害を受けます。
実際、女性スタッフが怪我をしました。
最終日には、私の目の前で、民進党の支持者が足にギプスをしたその方を小突き、現行犯で逮捕されました。
つまり、同じ人が、二度暴行を受けています。
他、これも最終日、私が行った時間より少し前で、見れなくて残念でしたが、桜井が選挙妨害者二人を私人逮捕しました。
敵対勢力による妨害行為が多いので、大人しくやっていたら徹底的に邪魔されます。
日本第一党に喧嘩を売ったら返り討ちにされると思わせられなければ、今後も妨害は続くので、ある程度は粗暴なやり方が必要なのではないでしょうか。
こっちが黙ってると幾らでもつけ上がるのが、左翼や在日ですので。

演説内容に問題はなかったか?

演説を聴いて選挙に行く人はそもそもあまり多くないように思いますが、もしいるとして、主張内容は適切だったのかを考えてみます。
岡村さんの公約は3つ。
「豊洲の早期移転・外国人生活保護の停止・移民難民の受け入れ断固反対」でした。
どれも大切なことですが、今回の選挙で有権者の関心は別の所にありました。
一言で言えば
「自民党、あんまり調子乗んなよ」
です。
なのに日本第一党の演説は、豊洲問題での小池の批判が多く、自民党については八王子に応援に来た大臣が腕章を着けずに街宣車に上がったという選挙違反くらいしか触れてませんでした。
寧ろ、瀬戸最高顧問は、森元総理や内田茂を擁護するような発言をしていました。
自民党いい加減にしろと思っている有権者に、小池の悪口を言っても刺さりません。
論理としては、自民は駄目だけど小池も駄目だらか日本第一党にという事ですが、自民は駄目の部分が抜け落ちてしまっていたような印象を受けました。

「女系天皇を許すな。天皇制を大切に」という主張も、政治にライトな層にはプラスに働きません。
天皇が果たしてきた役割をよく知らない大半の人にとって、天皇賛美は引きます。
通行人の耳に演説が届く時間は1~2分しかありません。
そのわずかな時間に、「天皇のおかげで日本は繁栄してきた。これからもそうやって平和を守っていこう」という話と、それに対しての支持者の拍手喝采だけが聞こえてきたら、一般人は宗教的な臭いを感じてしまい、逆効果です。
実際、攻撃的な言動は振り向く通行人がいるのに、こういった話は皆ノーリアクションでした。

どちらかと言えばこういう所に、私は票の伸び悩みを要因を感じます。

あとは、途中からの方針転換も良くなかったかもしれません。

元々、桜井は攻撃担当、岡村候補は優しさ担当でやっていこうとしていたように見えます。
そうすることで、日本第一党(党首の桜井)は好きじゃないけど、岡村候補にだったら投票しようという人達を取り込めました。

それが、共産党との戦いでは、岡村さんが隣で演説をしてる志位委員長に対して
「共産党は日本国旗を掲げていない。志位のハゲ頭に国旗を突き刺せ」
と言い放っていました。
真面目そうな人なのに、選挙の熱気でテンションが上がってしまうと、こんな発言もするんですね。
悪口を言い慣れてないのがよく分ります。
私だったら
「日の丸みたいな頭しやがって。それが国旗の代わりか」
と言います。
結局、途中から桜井と同じような風になってしまったので、これも幅広い層へのアピールという意味では、失敗なのかなと。

非党員の支持者として、敢えて苦言を呈するならば、桜井誠の街宣は確かに日本一ですが、それが選挙演説となるとまだまだ改善点があるように見えました。
有権者に媚びないのが日本第一党のやり方とは言え、他党の批判がメインになっていて、あなたの一票を託してくださいという姿勢が欠けていたように思います。
有権者の大半は馬鹿なので、正しい主張をするだけでは選挙に勝てません。
そこらへんは次回もう少し巧くやって頂きたいものです。

とにもかくにも知名度

ここまで色々と述べてきましたが、やはり一番の要因は知名度でしょう。
バリバリ無党派層の私の親は、二人とも日本第一党の存在を認知していませんでした。

まずは駅前で、知名度調査を行ってみて欲しいです。
認知度10%だったら、それを100%に近づければ、次の都議選は当選ラインです。
逆に、50%あったら(絶対ないでしょうが)、今回のやり方では市議止まり、路線変更の必要性が出てきます。

仮にこのブログが10000pv/日あれば、風俗店のティッシュ配りで培ったコミュ力を用いて、私が駅前で1000人ほどに日本第一党の認知度をアンケート調査してもいいですが、現実は100pvもないので、大して読まれない記事の為にそこまでやる気にはなれません。
誰か代わりにやって。

まとめ

なんとなく支持された小池ファーストの会に対して、熱狂的支持者が多かった日本第一党。
しかし、断固支持だろうが、消極的支持だろうが、一票は一票です。
反日野党は当然として、自民も小池も好きではないという有権者は少なくないので、そういう人たちに向けて、日本第一党の名前を浸透させて行きましょう。
私のようにブログに書けば、微力ながらも知名度アップに貢献できます。
皆で力を合わせて戦っていきましょう。

初めてコメントで意見を求められたので、調子に乗って長々と書いてしまいました。
的外れな内容でしたら申し訳ございません。

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 - 政治, 日本第一党