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響〜小説家になる方法〜
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)
あらすじ
とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。
編集部員の花井は、応募条件を満たさず、
ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。
封を開けると、これまで出会ったことのない
革新的な内容の小説であった。
作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・
作品データ
全13巻
作者:
柳本光晴
(1件)
掲載誌:
ビッグコミックスペリオール
開始:
2015年2月
終了:
2019年11月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:
職業
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紙
レビュー
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管理人評価
7点
感想
面白かった。
引きの強いストーリー、個性的なキャラクター、伏線の張り方も上手く、これだけの漫画は中々お目にかかれない。
最初の1巻を読んだ段階で、最後までこの面白さが続いて綺麗に物語を締められたら、私の心に残る名作になるだろうと思った。
しかしやはり、非常に残念ながら、後半で若干失速し、終わり方も全て描きたいことを描き切っての最終回のようには見えなかった。
人気作なので多分打ち切りではないだろう。
物語がインフレしてきてこれ以上は無理だからやめたのか、他に理由があるのか私には分からないが、一部の謎が結局説明されないままだったし、大半の読者が期待したであろう展開に進む流れだったのに、途中で終わってしまった。
本来ならば文句をつけるようなラストではないのだが、元々が良過ぎただけに、どうしても消化不良感が気になってしまう。
そこを含めると完成度という意味では決して100点満点ではないが、それでも十分面白いので、おすすめできる作品であることは間違いない。
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