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焼きたて!!ジャぱん
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)
あらすじ
東和馬(あずま・かずま)はパン職人にとって最高の武器となる「太陽の手」を持つ、快活な16歳。世界に誇れる日本のパン「ジャぱん」を創ろうと奮闘する。「太陽の手」とはフランスで呼ばれる、一般の人より温度が高く、おいしいパンを創るためには理想的な手のこと。
もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になった。その訳は、近所にあったパン屋さん「サンピエール」で、抜群においしいパンを食べたことにある。サンピエールの店主は、日本が世界に誇れる日本人のパン「ジャぱん」を創ることが夢だった。フランスパン、イギリスパン、ドイツパンなど、世界には自国の名を冠したパンが沢山が、日本にはない。そこで店主は、世界中に愛される日本のパンを創ろうとしていたのだ。フランスで修行を積んだ彼は、そのパンを故郷で創ろうとするが上手くいかず、東京に出ることにする。そしてまた和馬も、彼の意志を自分で実現させようとパン創りに夢中になったのだ。
それから10年の月日が流れ、中学を卒業した和馬は、東京でも1、2を争う有名なベーカリーショップ「パンタジア」に採用され、大きな希望を胸に上京する。東京に着き、早速パンタジアに向かった和馬。だが本採用されたと思ったのは早合点で、採用通知はその日一日のみ有効のものだった。和馬を待っていたのは、受験者35名中1人しか採用されない、厳しい本採用試験。果して和馬は、パンタジアの正式な店員になれるのか…!?
作品データ
全26巻
作者:
橋口たかし
(5件)
掲載誌:
少年サンデー
開始:
2002年3月
終了:
2007年4月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:
グルメ
>
料理人
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レビュー
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管理人評価
6点
感想
中盤までは面白いが、10巻代後半くらいからおかしくなっていく。
基本的には、上記あらすじの本採用試験から始まり、ライバルとパン作り勝負をしていくというもので、序盤は純粋なグルメ対決だったのが、途中から美味しいパンを作ることで事象を変化させるというファンタジー漫画に。
例を出すと、過去を改竄するとか。
そして後半は、作者が完全にふざけだす。
それらを受け入れられないと、糞漫画評価になるだろう。
物語の要点となる、サンピエールの店主との再会、世界に誇れる日本のパン「ジャぱん」を作ること、この二つに関しては多くの読者が期待を裏切られたに違いない。
逆に後半のとんでもギャグ展開にも嫌悪感を持たない人にとっては、最後まで面白い漫画なのかもしれない。
最初の方は文句なしに良かったので、それなりの評価とするが、これから全巻そろえようとする人がいても、おすすめはしない。
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