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国民クイズ

表紙
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)

あらすじ

日本国憲法第12章国民クイズ(国民クイズの地位)第104条国民クイズは国権の最高機関であり、その決定は国権の最高意思、最高法規として、行政、立法、司法、その他あらゆるものに絶対、無制限に優先する。本憲法もその例外ではない――。クイズに勝ち抜けばどんな願いもかなう!戦慄の国家意思決定システムが始まった!!

作品データ

全4巻  原作:杉元伶一  漫画:加藤伸吉 (3件) 掲載誌:モーニング
開始:1994年5月  終了:1995年6月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:SF

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レビュー

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管理人評価

3点

感想

ディストピア系のSF漫画。バブル期の日本が舞台で、風刺に時代を感じる。
独創的な世界観に序盤は引き付けられたが、面白かったのは最初だけで、2巻くらいからはもう読むのがめんどくさいと思うようになってしまった。

何でクイズが国権の最高機関になったのかの描写にリアリティが乏しく、偉い人達の権力争いや反体制派の活動とかも、細部の設定が描かれていないので、後半は誰が何の為に戦っているのか、内容があまり入って来なかった。
独創的なだけで世界観の完成度は高くなく、ラストも打ち切りっぽい終わり方で、ストーリーを纏めきれたようには見えない。

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