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こちら新宿フリッパーズ

表紙
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)

あらすじ

ITの発達が過渡期となり情報こそが新たなる時代を握るカギとなった現代。超巨大情報都市・TOKYO新宿シティの雑多な情報の中で、それらをやり取りする事を生業とする者たちがいた。

「本日のスーパーの安売り」「流行の洋服」というような日常の情報から、時には政府機関や世界そのものさえ揺るがしかねない機密情報まで、あらゆる「情報」を合法・非合法の手段を問うことなく収集・集積し、求める者に開示する職業。人々は彼らを「情報屋」と呼んだ。

新宿の雑居ビルにある情報屋「新宿フリッパーズ」は小規模ながらも腕利きとされる情報屋である。しかし、そのオフィスは社員の趣味の私物以外はパソコンとデスクが、たった1台あるのみ。社員はビルのオーナーである藤沢有希と三田村共一の2人だけ。だが彼らは様々な手段を用いて持ち込まれた相談を解決し、確実な情報を提供する。本来「新宿フリッパーズ」は調査および情報提供が専門である「情報屋」でしかないハズなのだが「情報によって人を導き救う」ことを「情報屋の誇り」とする彼らは、相談者の苦しみを看過できず、調査活動を通じて情報の闇の中に潜み無垢な人々を喰いモノにする裏の世界の悪人たちを白日の下に晒していく。

そして今日も涙にくれる依頼人が、一縷の望みを託してパソコン1台しか存在しないオフィスのドアを叩く。藤沢と三田村。情報の波の中を泳ぐ2人の「フリッパーズ」の示す「真実の希望」を求めて。

作品データ

全7巻  作者:渋染かずき (2件) 掲載誌:マガジンSPECIAL
開始:1998年3月  終了:2000年7月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:ハードボイルド・アクション (推定)

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件数:1
5: 2020-09-16


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