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累
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)
あらすじ
二目と見れぬ醜悪な容貌を持つ少女・累。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。
作品データ
全14巻
作者:
松浦だるま
(1件)
掲載誌:
イブニング
開始:
2013年10月
終了:
2018年9月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:
サスペンス
>
SFサスペンス
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レビュー
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管理人評価
5点
感想
今は亡き伝説的な女優の娘である醜女が、それを塗って口づけをすると相手と顔が交換できる口紅を使って、美しい容姿を手にし、母譲りの演技力で舞台女優として活躍するのだが…という話。
口紅の効果は長時間持続せず、顔交換する相手側も事情もあったりで、色々と問題が生じてくる、ジャンルとしてはSFサスペンスストーリー。
しかし主題は、サスペンス要素よりも、劣等感とか自己否定とか。
圧倒的な演技の才能を持ちながら、絶望的な見た目のせいで自分に自信が持てない女の物語としては、完成度はそこそこ高く、ラストも感動する人が多いだろう。
なので、ストーリーが面白そうだと思った人にはおすすめ。
演劇を絡めて話が進んでいくので、そういうものが好きな人はより楽しめるはず。
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