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海街diary
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)
あらすじ
男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃に父の訃報が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃は…。鎌倉を舞台に家族の「絆」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!!
作品データ
全9巻
作者:
吉田秋生
(8件)
掲載誌:
flowers
開始:
2007年4月
終了:
2018年12月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:
日常
>
家族
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レビュー
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管理人評価
5点
感想
巷の評価は高いが、大して面白いとは思わなかった。
人物描写の出来が少し良いくらいで、長期不定期連載(アイデアを練る時間が十分に取れる)の割にストーリーの質が特に高いわけでもなく、どうしてそこまで評価されているのか私にはちょっと分からない。
内容としては、漫画を読む前に映画の宣伝がテレビで流れているのをちょくちょく目にしていて、「腹違いの妹が上の三姉妹に迎え入れられてだんだんと家族になっていく話」だと思っていたのだが、そういう感じではなかった。
そこは第一話で片が付き、二話からはもう普通に仲の良い家族になっていて、その後三姉妹と末っ子の間で一悶着起こることは一切なく。
家族物としては第一話で完結しているので、そこだけ読んで読むのをやめても何も問題ない。
まあ、タイトルが海街diary(海が見える街の日常)だから、よく考えたら最初から家族物じゃないことが分かるが。
女性向け漫画という事で、内容の半分は四姉妹の誰かしらの恋愛話。
残りは人情系。
後者の方は、ヒマラヤの鶴とか食堂のおばちゃんとか、ちょくちょく印象的な場面があった。
恋愛の方は、私のようなおっさんにはあまり楽しめないかな。
ラストも、長編の割に大した盛り上がりがなく、最終話の最後より、第一話の最後の方が良かったと思う。
だからもう一度言うが、第一話だけ読んでそこで終わりでもいいのでは。
前評判のせいで期待しすぎたからそんなに面白くないと感じただけと言えないこともないが、それにしても別にそこまでこの作品クオリティが高いようには思えず。
マンガ大賞や小学館漫画賞など錚々たる受賞歴を誇るが、手放しでおすすめすることは私にはできない。
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