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ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)
あらすじ
龍崎イクオと段野竜哉は、最愛の人を亡くした15年前の事件をきっかけに、ある巨大組織に守られた男への復讐を誓う。因縁の男を探し出す為に、そして復讐を果たす為に、龍崎は刑事になり、段野は極道になった。二人が追う男が身を置く巨大な組織、それは……日本の警察機構!読む者の心を揺さぶる本格ポリス・エンターテイメント、第1巻!!
作品データ
全24巻
作者:
神崎裕也
(4件)
掲載誌:
週刊コミックバンチ
開始:
2009年6月
終了:
2017年1月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:
サスペンス
>
刑事サスペンス
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レビュー
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管理人評価
4点
感想
「刑事と極道が協力して、国家権力の中枢に潜む巨悪と対峙する話」と書くと本格サスペンスっぽいが、そういう目で見た場合、ストーリーの粗さが気になる。
話の作りがちゃっちく、どうしても茶番感が拭えない。
エリートスパイであるはずの人間が、感情むき出しで事に当たり、余裕ぶっこいた挙句任務失敗するとか、読んでて白けてしまうのは私だけじゃないはずだ。
ただ、あらすじにはサスペンスの文字は無く、ポリス・エンターテイメントとしか書いてないので、だったら演出過剰でメインストーリーの質が低いのをごまかしてる感じも、別に悪い事ではないだろう。
話の流れは、個々の小さい事件を解決しながら少しずつ因縁の男に近づいていくというもので、個別のエピソードは主に刑事アクション+人情系。
サスペンスじゃなく刑事ものとしてなら、及第点は十分に超えていると思う。
これ系の作品は、結局何も解決しないで終わる物も少なくないが、途中で投げ出さずに、きちんと終わらせた部分は評価できる。
まあ、何にしろ、総合的に見たら人におすすめしたくなる程の面白さではないが。
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