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どうらく息子
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)
あらすじ
いま落語がアツい!落語家物語の幕が上がる
『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。
「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。
この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。
落語って何? 古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。
「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。
作品データ
全18巻
作者:
尾瀬あきら
(9件)
掲載誌:
ビッグコミックオリジナル
開始:
2011年1月
終了:
2017年5月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:
職業
>
芸能
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レビュー
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管理人評価
6点
感想
簡単なあらすじは、20代半ばの保育士が仕事をやめて、落語の師匠に弟子入りし、失敗を繰り返しながらも落語家として成長していく話。
タイトルの「どうらく」は道楽ではない。
芸能職業漫画として、師匠の理不尽さとかの描写がリアル。
落語好きな作者が丁寧な取材を通して描いたということが伝わってくる内容。
私は落語に対して、長い話を聞くより文字で読んだほうが速くない?とか思ってしまうような人間だが、この作品を読んでちょっとだけ落語が好きになった。
ラストに関しても、まだ続けようと思えば続けられそうな所を、あっさりと終わらせたように見えるが、締め方としては上手だったと思う。
良作なので、このジャンルに興味がある人にはおすすめ。
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