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あらすじ:
世界は「光の結晶」の力によって繁栄を誇っていた。しかし13年前、「月の眷属」と呼ばれる者たちが光の結晶を破壊し、月を覆う巨大な眼から生物兵器「レギオン」を次々と召喚した。激しい戦いによって、10ある国々のうちの7つと多数の「フォースの戦士」を犠牲にしながらも、人々は「月の眼」を閉じることに成功する。レギオンたちは眠りにつき、戦いは終結した。
そして、今。滅亡をまぬがれた3つの国のひとつ「ユークリトス」でフォースの戦士になるため「ラーカイルの砦」で修行を重ねていた少年「マックス」は、2年ぶりに故郷の街「グリーンスリーブス」に帰ってきた。
あらすじ:
ITの発達が過渡期となり情報こそが新たなる時代を握るカギとなった現代。超巨大情報都市・TOKYO新宿シティの雑多な情報の中で、それらをやり取りする事を生業とする者たちがいた。
「本日のスーパーの安売り」「流行の洋服」というような日常の情報から、時には政府機関や世界そのものさえ揺るがしかねない機密情報まで、あらゆる「情報」を合法・非合法の手段を問うことなく収集・集積し、求める者に開示する職業。人々は彼らを「情報屋」と呼んだ。
新宿の雑居ビルにある情報屋「新宿フリッパーズ」は小規模ながらも腕利きとされる情報屋である。しかし、そのオフィスは社員の趣味の私物以外はパソコンとデスクが、たった1台あるのみ。社員はビルのオーナーである藤沢有希と三田村共一の2人だけ。だが彼らは様々な手段を用いて持ち込まれた相談を解決し、確実な情報を提供する。本来「新宿フリッパーズ」は調査および情報提供が専門である「情報屋」でしかないハズなのだが「情報によって人を導き救う」ことを「情報屋の誇り」とする彼らは、相談者の苦しみを看過できず、調査活動を通じて情報の闇の中に潜み無垢な人々を喰いモノにする裏の世界の悪人たちを白日の下に晒していく。
そして今日も涙にくれる依頼人が、一縷の望みを託してパソコン1台しか存在しないオフィスのドアを叩く。藤沢と三田村。情報の波の中を泳ぐ2人の「フリッパーズ」の示す「真実の希望」を求めて。