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死者の書
(表紙画像は初版に限りません。新装版や電子版等の場合もあります)
あらすじ
時は八世紀半ば、平城京の都が栄えた頃。いずれ氏神に仕える者として、館の奥深くで育てられた藤原南家の娘――郎女は、ある年の春分の日の夕暮れ、荘厳な俤びとを、二上山の峰の間に見て、千部写経を発願する。一年後、千部を書き終えた郎女は、館から姿を消し、ひとり西へ向かう。郎女がたどり着いたのは、二上山のふもと、女人禁制の万法蔵院。結界破りの罪を贖うため、寺の庵に入れられた郎女は、そこで語り部の姥から、五十年前に謀反の罪で斬首された滋賀津彦と耳面刀自の話を聞かされるのだが――。第18回文化庁メディア芸術祭[マンガ部門]大賞「『五色の舟』(原作:津原泰水)」 受賞後第一作! 日本民俗学を築いた折口信夫の傑作小説を、初読四十年にしてついに漫画化。古代へと誘う魂の物語。
作品データ
全2巻
原作:折口信夫
漫画:
近藤ようこ
(4件)
掲載誌:
月刊コミックビーム
開始:
2015年8月
終了:
2016年4月
(開始・終了年月は基本的に連載時ではなく単行本発売時です)
ジャンル:
時代劇・歴史劇
>
時代劇全般
(推定)
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